日本人独特といわれる「日本耳」の不思議…日本人の気質や文化に関わっていた…

日本耳とは

日本人には敏感かつ繊細に音を感じ取り、音から様々なイメージを描く能力「日本耳」を持っている人がいます。

この日本耳を持つ人は創造性に優れ、音から得られる情報を読み取る力に長けているといいます。

日本人は独自の音感覚を持っている

日本人は虫の音を虫の声として聞く。漫画を読む時、擬音と言葉を一緒に感じる。狂言では効果音を言葉で言う。

歌舞伎では波の音など効果音は太鼓で表現。

これは自然音を一旦、擬声語にしてそれから太鼓に置き換えている(擬声語は「わんわん」「ざあざあ」「がらがら」といったオノマトペのこと)

日本語のオノマトペも日本人のものの感じ方や捉え方と密接な関係がある。

優れた聴感覚によって言語にも日本固有の音の表現が多く「さんさんと降り注ぐ」「しんしんと積もる」など、些細な違いを細かに表現、豊かに伝えるために生まれました。

日本人の気質や文化に関わっている

風鈴に馴染みのある世代は風鈴の音を聞くと脳が涼しいとイメージし、末梢神経に命令が行き、実際に体温が下がります。

これは脳が涼しいとイメージ出来なければ起こらない現象。

ししおどしも竹が石を打つ音が持つ風情を利用し、景色と空間のイメージをさらに深く味わえるよう、設置されました。

音から様々なイメージを非常に大きく膨らませてしまう日本人固有の感覚、日本人の耳が聞き取った音から視覚的な想像力を起こし、相手の感情や情感などを読み取れるそうです。

外国人には音感覚はピンとこない

英語と比べると日本語は母音の数が英語の4分の1しかありません。(母音の数は英語=20、日本語=5)

母音や自然音は日本人は言語と同じ左脳で聞き西洋人は楽器屋雑音と同じ右脳で聞いています。

幼少期に身につけた母音は生涯を通しての基本感覚としての言語となるので日常使う言語が変わってもその感覚は残ります。

母語と国語の言語が違うと日常言語として国語を使っている周りの人との感覚の違いに戸惑うことが起きてきます。

一方で日本で生まれて育った外国人は日本人と同じ脳の働きを持ってきます。(その人の育った言語に聴感覚も影響を受けている。)

英語の音は日本人には聞き取りにくい

外国語に母音を入れて聞く日本語耳は生後14ヶ月から獲得すると言われています。

日本語は母音だけか子音と母音を組み合わせており、子音の連続はありません。

母音言語である日本語を聞いて育った日本人は高音が聞こえない日本人耳になっており、英語の持つ子音の高音が聞こえないそうです。

このため、日本人は母音がない外国語を聞くと日本語に合うように「う」や「お」の母音を挿入し、日本語に修復して聞くそうです。

ネットでの反応

引用元:https://kwsklife.com/japaneseears-wonder/,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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