誰もが過ごす、学生時代。
学生時代の出逢いがその後の人生を大きく変えたという人も、多いのではないでしょうか。
ある公立高校に、高校入学時の偏差値39の学生がいました。
その人はなんと、その後現役で東大に合格します。
ちょっとした話題となり、地元メディアに何度か取り上げられる彼。
元々は相当な問題児で、教師にも反発を繰り返す様な学生であったとのだとか。
しかしそこから東大に現役合格。
その裏には、学校の教師から言われた、幾多の格言の存在がありました。
・「こんなこともできないあなたは、将来何の役に立つんですか?」
この言葉が、勉強を始めるきっかけになった言葉だそうです。教師にしかられた際に腹を立たせ、「こんなこと将来何の役に立つんだ」と当てつけた時に、返された言葉との事。
この言葉が腑に落ち、将来の事を考える様になって、勉強をする様になります。
・「将来のことを考える事も大事。でも今を全力で頑張る事の方が、100倍大事」
受験に関してあれこれ不安を抱えていた時に、言われた言葉との事。まだ見ぬ未来を按ずる前に、今を全力で取り組む事で未来が開けるという考え方になったようです。
・「受験勉強の9割は社会で役に立たない。でもその役に立たない様な事も覚えられない人の9割は、社会で役に立たない」
この教師の持論。受験というのは学習内容の知識自体が重要なのではなく、学習するプロセスをしっかりこなす事が出来るかを見るものだという考えとの事。
そのプロセスが正しくこなせたという一番の証明が東大合格だったので、東大を目指す様になります。
・「1年の為に一生を棒に振るか、一生の為に1年を棒に振るか」受験シーズンの最後の1年間、この1年間で一生が大きく左右する1年間になる。今遊びたければ、一生を棒に振る覚悟で遊べ、一生を豊かに生きたければ、今を棒に振る覚悟で学べ、という口癖があったとの事。
将来の為に、本気で1年間頑張ろうと思えたのだそうです。
・「やって失敗しても、そこまで後悔しない。やらないで失敗したら、絶望するほど後悔する」
将来社会に出てから、必ずしも成功するとは限らない。何かが上手くいかなかった時、やる事をやって失敗したのであれば、後悔はさほどなく立ち直れる。でもやる事をやってないと自覚を持って失敗したのであれば、もの凄く後悔するという話。
最後までやりきって、仮に上手くいかなかったとしても後悔しないよう頑張ろうと思えたのだとか。
こうした言葉に感化され、現役で東大に合格するにまで至ったとの事でした。この生徒の努力も、この教師のメッセージも素晴らしいものですが、こうして実際の言葉を並べてみると、受験というシーンだけでなく、社会に出てからも通ずる様な、非常に「本質的」な解釈ができる言葉がたくさんある様に思えます。
このメッセージを受け止めて、自分の人生に照らし合わせてみると、新しい気付きを得る事ができるかもしれませんね☆
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