日本には国で決められた法律以外に都道府県など地方自治体で決められた条例があります。
アメリカの州は日本の都道府県とは大きく違い州自体が独立国並みに大きな権力を持っています。
その権力のある各州ごとに法律があるのですが中には私たち日本人が理解しがたいものもあります。
アメリカの理解しがたい法律
アイダホ州
公の場でのキスは18分まで。それを超えると違法です。
ジョージア州
クイットマン村では鶏は道路横断を許されていません。
インディアナ州
パイの値は3.1415ではなく4です。
ノースカロライナ州
歌で音程が外れる行為は違法です。
ワシントン州
雪男を虐待すると逮捕、あるいは罰金が課されます。
このようにアメリカでは州によって沢山の法律があります。
そして、最近アメリカのあちらこちらで上部を紫色に塗った木の柵が見られるようになりました。
アメリカで紫色の柵を見かけたら要注意
実はこれ「部外者立ち入り禁止」を示しています。しかも単なる慣習ではなく、法律で決まっているのだそうです。
テキサス州の地主たちは以前から不法侵入者の存在に悩まされていました。
不法侵入者と言っても泥棒や強盗やらの犯罪者ではなくハンティングや釣りを楽しむ人々が彼らの土地に入り込み荒らしていくのです。
また、紫という色が選択されたことにも合理的な理由があります。
色覚異常を持つ人は決して少なくはなく男性では20人に1人の割合になります。
しかし、紫という色は色覚異常を持っていてもほとんどの人が見分けることができるのだそうです。
立ち入り禁止の紫はアメリカ全土に広まりつつあります。
この制度が始まったのは1987年、アーカンソー州ですがすでにテキサスを含め東部から中部にかけて7州が同様の法を制定しています。
また、西部の3つの州にも立ち入り禁止を示す色がありますがこちらはオレンジ色だそうです。
立ち入り禁止を示す紫色の塗り方は以下の通り。
1.長さ20cm、幅2.5cm2.垂直3.地面から90cm〜150cmの高さ
この紫色の警告を無視して入り込めば不法侵入になり、逮捕されても文句は言えません。
最悪の場合、撃たれる可能性だってあります。
そこで最近はツイッターなどのSNS上でも紫色の柵の意味を広めようという動きがあるそうです。
アメリカでこの紫色の柵を見かけたら注意してください。
ネットでの反応
引用元:https://kwsklife.com/purple-fence/,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]